種まきが簡単にできる!ロックウールブロックを使ったメロンの種まき方法

2019年もメロンの水耕栽培に挑戦します。

昨年のメロンの種まきの様子は「メロンの水耕栽培に挑戦!種まき〜植え付け編」で書いていますので、ぜひ読んでみてください。

今年は昨年の改善点をクリアして、たくさん収穫したいと思い、3種類のメロンの種を購入しました。

購入したのは、昨年育てた「パンナ」と「レノン」、今年初めて育てる「レノンハート」の3種類です。

その3種類の中で、最初に種まきをすることにしたのが、名前に「ハート」が付いて何となくかわいい「レノンハート」。

レノンハートは、寒さに強く病気になりづらい品種とのこと。

私の住んでいる地域は、標高1,000メートルあり4月でもまだまだ寒いので、寒さに耐性のある品種でないと上手く育ちません。

温室ハウスでもあれば何でも作れるのですが、私には家庭菜園に使える予算がほとんどないので・・・(泣)

そこで今回は、家でできて管理が簡単なロックウールブロックを使った種まきの方法を紹介します。

目次

準備するもの

準備するものを紹介します。

準備するもの

・ロックウールブロック

・タッパー

・メロンの種

ロックウールブロック

ロックウールとは、高炉スラグと数種の岩石を高温で焼き綿状にしたもので、無菌のため種まきに最適です。

そのロックウールがブロック状になっているものを用意します。

タッパー

タッパーは蓋が閉まれば何でもいいです。

私は100円ショップで購入したタッパーを使っています。

タッパーのふたを使うことで、種を保温したり乾燥しないように保湿することができます。

タッパーは意外と種から発芽させるための管理に便利なんですよ。

メロンの種「レノンハート」

レノンハートの種は6粒入りなので、ロックウールブロックを6個用意したのですが・・・

種の袋を開けてびっくり!

7粒入ってるじゃないか!

急遽ロックウールを1個追加しました。

でも6粒入りだと思っていたメロンの種が1粒多く入っていただけで、1粒多く育てられる喜びを感じています。

メロン大好きだー!

ロックウールに種まき

ロックウールに種を入れて、タッパーにロックウールが全部浸かるぐらいまで水を入れます。

メロンの種をまく時は、「縦向きがいい」と言う農家さんと「横向きがいい」という農家さんがいます。

私は去年、縦向きで種まきをしてちゃんと発芽したので、今年は横向きで種まきしてみました。

レノンハートの発芽率は85%以上と、なかなか高い発芽率です。

今年はどれくらい発芽するか楽しみ!

発芽温度は25~30度

メロンは元々暑い地域の植物のため、発芽温度が25~30度と高めです。

温度が少し低くても発芽するのですが、適温に比べて発芽までに時間がかかります。

だいたい適温で2~3日、低温だと1~2週間ほどかかります。

農家の方は、発芽と育苗中の温度管理を徹底していますが、家庭菜園では徹底した温度管理まではなかなか難しいです。

育苗器を使うと管理が楽になりますが、私はまだ持っていません。

育苗器が欲しいんですけど、結構いいお値段するので・・・(泣)

私の場合は、家の中で育苗しているので、4月はだいたい昼間が22度ほど、夜は17度ぐらいです。

メロンの種の最低発芽地温は16度と言われているので、地温が16度以上あれば発芽します。

発芽はしますが、発芽するスピードはかなり遅いです。

ちなみに、メロンの根は8度以下、根毛は14度以下で低温障害を起こして、根傷みを起こすと言われているので、地温の低下には気をつけましょう。

農家さんの中には、あえて低温発芽させる人もいるそうです。

低温での発芽は、葉よりも根が先に伸びて、たくさん細かい根を発生させます。

細かい根がたくさん発生すると、丈夫な苗になり、病気になりにくいとのことです。

私の育苗は部屋の温度で管理しているので、メロンの種からすると低温になるかも。

低温だから丈夫な苗になるはず!(育苗器がないから室温で育苗するしかないだけだけど、前向きにメロンを育てますよ!)

まとめ

家でできて管理が簡単な、ロックウールブロックを使った種まきを紹介しました。

温度管理はもちろんした方がいいのですが、部屋の中でも種から発芽させることができます。

ロックウールブロックを使った種まきは、管理が簡単でとってもおすすめですよ!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ガジェット好きな30代のおっさんです。
3人娘(9歳、8歳、6歳)と1人息子(1歳)に振り回されながらも、日々子育てに奮闘しています。
10アールの小規模な畑で、約30品目の野菜や果樹を栽培中。特にメロン栽培に愛情を注いでいます。
ガジェット好きの農ライフをテーマにブログを書いています。

目次