【パイプハウスの雪対策】ハウスに中柱(積雪支柱)を設置してみた

せっかく建てたパイプハウスが雪で潰れてしまったらショックですよね。

お金はかかるし、片付けは大変だし・・・

良いことは何もありません!(泣)

その為にも事前に準備して、雪に備えましょう!

目次

パイプハウスは雪で潰れるの?

私の住んでいる地域で一晩に1メートルの雪が積もった時は、そこらじゅうの農業ハウスが潰れました。

一度にたくさん雪が降ってしまうと、いくら対策をしていても潰れることはあります。

それでも、事前に準備しておくことで耐えられる積雪量が変わってきますので、しっかり備えておきましょう。

天気予報を確認して、雪が降りそうな日はハウスの中を暖房で暖めたり、積もってきたらこまめに雪下ろしをするなど、冬でもパイプハウスの管理は大切です。

さらに、ハウス自体を補強することでより潰れにくくすることができます。

耐雪用の補強は値段が高くなかなか手が出さない場合は、屋根を支える支柱を取り付けるのがおすすめです。

多くの農家さんも実際に支柱を設置して冬場を乗り切っています。

そこで今回は、取り付けがとても簡単な宮田物産株式会社さんの部材を購入して、パイプハウスの雪対策をしてみました。

雪対策用に購入した物

今回、雪対策用に購入した部材を紹介します。

ほとんどの物がホームセンターで購入できるので、雪が降る前にぜひ対策しておきましょう。

積雪支柱用の上部金具

積雪支柱用の上部金具だけは、宮田物産株式会社さんのホームページから購入する必要があります。

引用元:宮田物産株式会社ホームページ 通販で買うビニールハウス&農業資材より

パイプハウスに直接取り付けることができる部材のため、夏でも設置したままにすることができます。

私は、設置のしやすさと、夏場もそのままにしておける簡単さが気に入り購入しました。

ジャッキベース

パイプハウスを支える単管パイプを設置するためには、土台が必要になります。

単管パイプ用の土台には様々な種類がありますが、今回購入したジャッキベースは高さ調節が可能な土台です。

高さ調節機能がある分、他の土台より高価なので、パイプハウスの高さを考えて購入しましょう。

ジャッキベース以外の土台でも問題なく設置できる場合もありますよ。

その他の部材

  • 単管パイプ(パイプハウスの高さに合う長さのもの)
  • ブロック(ジャッキベースが土に沈まないようにするためのもの)

今回購入した部材は、1セット揃えるのに4,000〜5,000円前後かかりました。

雪対策としては、3〜4メートルごとに支柱1本が良いとされているので、大きいハウスでは数が必要になり、揃えるのが大変かもしれません。

費用をなるべく抑えたい場合は、単管パイプを切って長さを調節して土台を安価なものに変えるのがおすすめです。

取り付け・取り外し方法

今回購入した宮田物産株式会社さんの部材は、とても簡単に取り付け・取り外しができるのが特徴です。

取り付け方

  1. ハウス天井の直管パイプに積雪支柱用の上部金具を取り付ける。
  2. 取り付けた上部金具に単管パイプを差し込む。
  3. 単管パイプの下にジャッキベースを差し込む。
  4. 地面にブロックを置き、その上にジャッキベースを設置する。
  5. ジャッキベースを回して高さを調節する。

取り外す時は、上部金具を天井のパイプに付けたままにしておけば、翌年は単管パイプを差し込むんでジャッキベースで高さ調整をするだけで良いので簡単ですよ。

まとめ

今回私が紹介した積雪支柱は、部材を揃えるのに少しお金がかかります。

それでも、購入さえしてしまえば設置は簡単ですし、翌年以降も楽に短時間で雪対策ができるようになります。

中柱は3〜4メートルに1本ずつ設置すると良いとされているので、家庭菜園用のミニハウスなら1、2セット取り付ければしっかり補強でき、特におすすめです。

パイプハウスへの中柱の設置は、木の柱などを使ってお金をかけない方法もありますが、取り付けるのが慣れるまで大変です。

農業の面白さは、試行錯誤して上手くいった時の悦びや達成感を味わえるところだと思います。

ハウスの規模や設置作業のしやすさなど、自分に合った雪対策を見つけてみましょう!

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この記事を書いた人

周りの人達から「しょっしょ」と呼ばれている30代のおっさんサラリーマン。
3人娘(10歳・8歳・6歳)と1人息子(1歳)に振り回されながらも、10アールの小規模な畑で毎年約30品目の野菜や果樹を栽培中。
子育て中のお父さん方に、ぜひ家庭菜園を子どもと一緒に楽しんでもらいたい!という気持ちから「家庭菜園をもっと気軽に楽しむ」をテーマにブログを書いています。

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