トマトの水耕栽培に挑戦!摘芯編

トマトはどんどん大きくなって、放っておくと木みたいに大きくなります。
家庭菜園で育てるには、大きくなり過ぎると管理が難しくなるので、「摘芯」という成長を止める必要があります。
さらに、わき芽がどんどん出てくるので、「わき芽かき」もする必要があります。

そこで今回は、トマトを育てるうえでとても大切な「摘芯」と「わき芽かき」のやり方を紹介したいと思います。

前回の記事はこちら↓↓↓

トマトの水耕栽培に挑戦!受粉編

目次

トマトの特徴

だいぶ大きくなったトマトさん。
トマトの成長を見ていくとあることに気付くと思います。

それは実のなる位置です。

トマトは、本葉8葉から9葉に最初の花房がつきます。
その後は3葉おきに花房をつける規則性があるのです。

その規則性を理解したところで、摘芯やわき芽かきの方法を紹介していきます。

摘芯はなぜ必要か

トマト栽培をするにあたり、「摘芯」は唯一必要な剪定作業です。

摘芯とは、一定の大きさに生育した植物の枝、芽、つるの先端を剪定することです。

トマトの場合、主幹の先端を摘芯することにより、無駄な枝を伸ばすことに養分を使わず、実を大きく美味しくすることに養分を使えるようになります。

摘芯する段数を決めておく

トマトの摘芯は、何段までの花房を残すかによって、摘芯をするタイミングが変わります。

トマトの特徴でも書きましたが、トマトは3葉おきに花房をつける規則性があります。

栽培品種や栽培場所、栽培期間などを考えて摘芯しましょう。

摘芯の方法

①支柱を立てて育てるので、支柱の先端まで草丈が伸びたら摘芯する。
②収穫目標の段数の花房が咲き出したら、その上の葉を2~3枚残して摘芯する。
③菌が入らないようにするため、摘芯した場所が乾きやすい晴れた日の午前中に行う。
④菌が入らないように手で摘み取る。

摘芯前

摘芯後

「わき芽かき」はなぜ必要なのか

わき芽とは、葉茎の根元から出てくる芽のことです。

トマトのわき芽をそのまま放置してしまうと、わき芽を成長させる方に養分を使ってしまいます。
そうすると、実がちゃんと育たなくなってしまうことがあります。

さらに、わき芽がどんどん成長することで、葉が茂り過ぎてしまい、日当たりや風通しが悪くなり病害虫の原因になってしまいます。

そのため、わき芽かきはトマトを育てるうえでとても大切な作業になります。

わき芽かきの方法

①わき芽は5センチ以内にかき取る。(特に花房のすぐ下に出てくるわき芽は成長がかなり早いので、かき取るタイミングを逃さないようにする。)
②菌が入らないようにするため、わき芽を取った場所が乾きやすい晴れた日の午前中に行う。
③菌が入らないように手でかき取るか、清潔なハサミで行う。(私はすべて手で取り除きました。)

わき芽かき前

わき芽かき後

わき芽はどんどん出てきますので、こまめにチェックして、その都度手で取り除くのがいいです。

たまに気付くのが遅くなってしまい、わき芽が大きくなってしまうことがあります。
その場合は、無理やり手でかき取ると茎の皮まで剥けてしまうことがあるので、清潔なハサミでわき芽を切るようにしましょう。

わき芽は、成長する力が強いので、取り除いたわき芽を土に挿しておけば、そのまま根を出して育てることができます。

わき芽をただ捨てるのはもったいない!という人は、わき芽から育てる方法もぜひ試してみてください。

まとめ

今回紹介した「摘芯」と「わき芽かき」は、トマトを育てるうえでとても重要な作業になります。

日頃からトマトの様子を観察して、摘芯やわき芽かきのタイミングを逃さないようにしましょう。

 

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この記事を書いた人

ガジェット好きな30代のおっさんです。
3人娘(9歳、8歳、6歳)と1人息子(1歳)に振り回されながらも、日々子育てに奮闘しています。
10アールの小規模な畑で、約30品目の野菜や果樹を栽培中。特にメロン栽培に愛情を注いでいます。
ガジェット好きの農ライフをテーマにブログを書いています。

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